こんばんは。
日本発、日本唯一の国際カードブランド、JCB。
クレつぶもJCBプラチナを保有していました。
※当時のJCBプラチナカード
クレつぶは手持ちのカードを整理してJCBカードで統一しようとしたことがあります。
その当時でさえ自分の正気をちょっと疑いましたが、VISAカードを1枚残しておけば困ることはないやろ、と。
JCBで統一したらすべてのカードをMyJCBで管理できますし、毎月10日締翌月15日払でまとまって分かりやすいなぁと思いまして。
そしてなによりこの本、
「サムライカード、世界へ」
著者:湯谷昇羊(文春新書)
を読んだ直後で
クレつぶの心はJCB愛に満ち溢れていました。
JCBで家計用カードを1枚作って固定費やガソリン代をまとめてしまおう。
JCBで自分用カードを1枚作ってメインカードにして、サブでVISAカードを1枚残す。
他のカードはすべて断舎離して、クレジットカードは3枚に集約されてすっきり。
当時、予定外の臨時収入が5万円ほど入ったばかりでお財布に余裕があり、一度プラチナカードを持ってみようと思い立ったクレつぶ。
JCBプラチナを申し込んで審査に通れば自分のメインカードにする。
審査に落ちたらおとなしくJCB一般カードにしとこかな、と考えました。
で、
無事、JCBプラチナの審査に通り、晴れてホルダーに。
ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪
生まれて初めて持ったガチのプラチナカードでした。
が、年会費が25,000円(税抜)とやや高めで心理的にもお財布的にも負担だったのと、(少なくとも当時は)コンシェルジュサービスが依頼も回答も電話オンリー(※)という昭和仕様で思った以上に使いづらく、その他の特典も当時のクレつぶには縁がなく、ポイント還元率は悲惨の一言…で、解約してしまいました。
※当時もレストラン検索とホテル検索は回答のみメールでいただくことができました
正直、JCBカードに統一せんくて良かったなぁと思います。
今でもVISAとMastercardしか使えないお店にたまに遭遇します。
近所の飲食店でもJCBは使えません。
零細小売店を営んでいる知人が言うには、JCBはVISAやMastercardに比べて加盟店手数料が高いんだそうで。それに見合ったメリットもなさそうです。
楽天ペイもJCBカードを紐つけていると一部のお店で使えなかったりします。
いつの間にか日本国内でも使いにくくなっているJCBカード。
そりゃJCBをメインカードで使う人は減っていくでしょう。
自覚があるのか、最近のJCBはポイントをばらまいて国内ホルダーの囲い込みに躍起になっているようにも見えます。
でも
JCBがポイントばらまき(=安売り)でしか他社と差別化できなくなってしまっているのだとしたら、とても悲しいな
と思います。
また、JCBスターメンバーズのような「利用金額だけ」でホルダーを差別化する制度もクレつぶ個人はあまり感心しません。
利用頻度や保有年数もちゃんと評価するのが健全だと思いますよ。
せっかく国際カードブランドの片隅を占めているのですから、日本国内どこでも使えるように加盟店手数料を引き下げてどんどん国内加盟店を広げて、JCBならではの特典も充実させて、海外からの訪日客が進んでJCBカードを持つように盛り上げていけばいいのに。
海外加盟店もどんどん増やして、日本人がVISAやMastercardを持つのと同じ感覚で海外の人がJCBを持つように取り組んでいけばいいのに。
日本の企業が日本人相手に日本国内でどれだけ儲けても日本は豊かになりません。
日本国内で日本人だけを相手にやっていくのではなく
世界中の人にJCBカードを色んな場面でどんどん使ってもらうことで収益をあげる企業になって欲しいな
と思うクレつぶです。
「サムライカード、世界へ」で描かれているJCBは「世界中で使える。世界中の人に使ってもらえる」ことを目指していたように読めました。
本書に当時のJCB社長中西公さんの言葉が載っています。
「海外が弱くなると即座に国内にはねかえる。国際化なしにJCBはありえない」
※「サムライカード、世界へ」(文春新書) P.174
初心に立ち返ってがんばれ、ジェーシービー!!
※2023.6.24追記
出戻りしました。